WORKS制作実績

熊本大学 五高記念館(国指定 重要文化財)|プロジェクションマッピング

Overview:

  • 開催概要
【日 時】 
2022年11月3日(木・祝)18:00〜19:00 
【場 所】 
熊本大学五高記念館 (熊本市中央区黒髪2-40-1)
【内 容】 
熊本大学五高記念館の歴史や、大学生活での悩みや喜び、未来への挑戦を表現したプロジェクションマッピングを同館の正面入口に投影しました。
 
  • CONCEPT:
「challengeの先にあるもの」
地震やコロナを乗り越え、challengeして明るい未来へ!

 熊本大学は、平成28年熊本地震で校舎が被災したり、新型コロナウイルスの影響で学生同士の交流が制限されたりするなど、学生たちがこれまでのような大学生活を送ることが難しい日々が続きました。しかし、今年4月に大学のシンボル・熊本大学五高記念館が復活し、11月には3年ぶりに紫熊祭が対面開催されることが決定。紫熊祭のテーマは、苦難を乗り越え「challenge」することで今があるという想いを込め、「challenge」と定められました。
 そこで今回のプロジェクションマッピングは、「challengeの先にあるもの」をコンセプトに、五高記念館や紫熊祭の復活を経て明るい未来へ向かう演出を行います。光り輝く熊本大学五高記念館が、学生たちのchallengeの先にある、新たな未来への道筋を表現します。
 
  • STORY:
■本編①開校当時にタイムスリップ!
 巨大な時計の針が逆回転し、1887(明治20)年の熊大開校当時にタイムスリップする様を演出。ここから始まるプロジェクションマッピングの期待感を高めます。
■本編②熊本地震やコロナ禍の不安
 熊本地震発生時やコロナ禍において、学生たちが襲われた不安な気持ちを、熊本大学五高記念館が青い光に包まれ凍っていくことで表現。
■本編③苦難からの復活
 苦難を乗り越えていく様子を不死鳥フェニックスで表現。そこから徐々に大学生活が復活していく様子を花や緑が少しずつ芽吹いていきます。
■本編④大学祭~フィナーレ花火
 そして、学生の未来への象徴として、大学祭とフィナーレ演出の花火で締めくくります。
■連動企画「Shout!! 〜熊大生の叫び〜」
 学生考案のプロジェクションマッピング連動企画「Shout!! 〜熊大生の叫び〜」を同時開催。ツイッターで募集した学生の“叫び”が、夜の熊本大学五高記念館に浮かび上がります。感謝、夢や目標、愛の告白など、学生ならではの“叫び” が集まりました。

 

CD: Miki Tomiyama D: Shota Tomita

Pl: Akira Eto PM: Satoshi Motoyama

P: Hayato Saruwatari W: Ayumi Joh

Year: 2022

Place: 熊本大学 五高記念館

Client: 熊本大学紫熊祭 実行委員会

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